【キングダム】先の世界を夢見る漂(ひょう)の生き様

メンタル
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漫画家・原泰弘原作で大人気作のキングダムの漂
キングダムは主人公・信と秦国の王・嬴政(えい せい)の二人が、戦乱の中華を統一するまでを描く物語です。

今回は、信の親友であり信が天下の大将軍を目指すきっかけにもなった漂を紹介します。
キングダムは信の成長を描くシーンが多く、古代の戦について説明される事がよくあります。

力と志の強い信は、何も知らない少年です。
戦争について、序盤では毎度毎度教えてくれる人物が出てきます。
突っ走ろうとする信を諫め、戦い方や軍の有り方等、信が将軍になる為に大事な事を教えます。

それらの人物で、親友・漂はキングダムの中で一番大事な将軍を目指す道を教えるキャラクターです。
熱い作品には、魅力的なキャラクターが必須になります。漂はまさしくその役割を担っているでしょう。

漂とは

漂についてまず、主人公・信の幼馴染の親友にして信の心の支えとして度々登場しますが、第一話で死亡してしまいます。
いきなり主要人物の死で、最初はどうなるのだろうと思いますが、物語の進行に欠かせない存在でした。

信が成長する傍ら、漂との思い出が彼を支えてくれます。
漂は信より先に主の里典の家で下僕として働いていました。
信と同じく戦災孤児で、親兄弟は一人もいませんが、二人は兄弟のような関係だったかもしれないですね。

漂は、下僕とは思えないほど明るく前向きで、生活力もあり先を見据える大人びた少年です。
もしも漂が生きていたら、信同様すごい武将になっていたでしょうね。

二人の夢

孤児で下僕として将来が暗い物と決められているような境遇ですが、漂は大きな夢を持っていました。
戦争で武功を上げて天下の大将軍になるという物でした。
里典に引き取られた信に漂は、この夢を二人で叶えようと語ります。
そして二人は出会ってから物語が始まるまで、1253回もの試合を続けていましたね。

これには昌文君も驚きを隠せず冗談だという程、常識はずれの二人だったのです。

漂の特訓

信が物語を進んでいく先で、数々の困難に出会います。
王弟反乱編で、山の民の力を借りる為に政は一人山の王の元へ向かいます。
信達は政を助けに行く為に、侵入しますがすぐ見つかってしまいます。

牢屋に入れられた信達に山の民は攻撃しますが、信はその窮地を抜け出す特訓を漂としている発言をしています。
縄抜けの特訓をしたり、縄で槍を受け止める特訓までしているらしく、恐らくどれも漂の提案での特訓だったことでしょう。

ちょっと過剰かもしれませんが、漂はずっと先を見据え、どんな事態に陥っても解決できる様に考えている事が分かりますね。
まだまだ少年のはずの漂の大人顔負けの思慮の深さは、群を抜いていますね。
もしかしたら強大な軍師になっていたかもしれませんね。

信の心の支え

第一話で死んでしまう漂ですが死しても尚、その存在感は強く残ります。

遺言と託された信

物語最序盤に、信と漂は木剣で試合をしていました。
そこで通りがかった秦国の王宮に仕える昌文君が漂を王宮に見受けられる事となりました。

しかし、それは大王・嬴政と瓜二つでその影武者として仕える為でした。
当時の秦国は王弟の反乱で大王の命が狙われる危険性があり、影武者が必要でした。
それでも漂は快く任務を受けました。命の危険に晒されると分かっていても引き受ける強い心の持ち主でした。
しばらく経った後、血塗れで倒れる漂。漂はやはり大王の身代わりになり、刺客に殺されます。

傷だらけで最後に信の元へ行く漂は信に遺言を言い、重要な任務を託しました。
自分と信は、力も心も等しく一心同体だから信が羽ばたけば漂もそこに居る。
信が天下に羽ばたけば、漂も同じく天下を見る事が出来る。そう言い残し漂は息を引き取ります。

漂に思いを託された信は、これから起こる波乱の人生を歩んでいきます。

王になった漂

アニメ版では第6話で、漂が政の影武者として王騎将軍に追われるシーンがありました。
昌文君が離脱した後、漂は隊を率いる事になりました。
その時、下僕だった少年が王になったという描写がありました。

初めての戦場で、一軍を率いるなんてそんじょそこらの人には出来ない事をやってのける男気を持っていたんですね。

しかも漂は軍を守る為に囮になる決断までしました。
そんな信の兄の様な漂だからこそ、連載14年目になっても漂はキングダムで最も重要な人物なんだと思います。

実はここの描写、アニメ版で壁副長は王であった。と表現していますが、漫画原作では王ではなく、将であった。とアニメ版で改変されています。

まとめ

  • 信の心の支え
  • 初陣で王になった漂

漂とはタッチで言う所の南の様な存在かもしれませんね。南は死にませんが(^^;

キングダムには多くの将軍やキーとなる人物が居ます。
女性の重要な人物も居ますが、男性が占める割合が高いです。
信を始めとした主要人物、王騎将軍等の師匠的立ち位置の人物等、熱い男達を描く物語です。
その中で一際重要で、かつ作品にとって欠かせない存在が漂だと思います。

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