【ネタバレ有】キングダム!王賁(おうほん)の魅力を徹底解説【今後の考察】

メンタル
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キングダムで人気なキャラの一人に王賁がいます。
初登場からインパクトのあるキャラクターで、王賁のことをもっと知りたいと思ったことでしょう。

実は初登場と今とではかなりのギャップがあり、知れば知るほど王賁のことを好きになってしまう危険があります。

なぜなら、僕自身も最初は「好きになれない」「どーせすぐ死ぬよ」って思っていたのですが、読み進めていくうちにファンになってしまったからです。

この記事ではそんな王賁の性格や中の人の声、家族情報、さらには史実から今後の展開の予想まで、かなり濃くお伝えします。

この記事を読み終えると、キングダムで一番詳しいキャラクターは王賁になることでしょう。

漫画キングダムの世界

キングダムは中華の史実をもとに描かれている漫画です。

主人公たちのいる国、を始め趙・燕・斉・魏・韓・楚の戦国七雄と呼ばれる大国が争い続けている世界です。

主人公は秦国の戦争孤児で下僕として生活していましたが、親友漂の死をきっかけに夢であった天下の大将軍への道を歩み始めるのです。

王賁とは何者?

王賁は秦国の武将で、主人公・信と同世代で独立友軍玉鳳隊の将です。
髪を一つに束ねており、甲冑を着こなし凛とした顔つきから、信とは正反対な印象を受けます。

秦国でもかなりの名家・王一族の嫡男で、それゆえの責任からプライドが高く、とっても真面目な性格で努力家です。
父親は秦国で随一と噂の王翦ですが決して仲が良いとは言えません。

そんな王賁は信・蒙恬(もうてん)と同年代であり、同じ独立友軍の将同士でライバル関係にあります。
同じペースで三百人将から五千人将にまで出世しており、戦でも何度も顔を合わせる同期で、それぞれが天下の大将軍を目指しているのです。

アニメキングダムの声優は「黒子のバスケ」の日向、「マギ」のマスルール、「彼方のアストラ」のカナタ等超有名なキャラクターを多数演じている細谷佳正さんです。

王賁の槍術の実力はトップクラス

出典:原泰久作 キングダム

王賁の槍術の実力は初登場シーンからもかなりの腕前であることが見られますが、トップクラスにまで成長しているのです。

秦の中華統一のために不可欠な都市著雍(ちょよう)をかけて魏と争う著雍攻略戦の最中、王賁の相手になった紫伯を打つことで決定的に証明されます。

紫伯は魏史上最強の槍術使いと言われていたほどの名将でした。

一度目は紫伯の槍術に後れをとり、傷を負ってしまいます。
周囲の兵も押されていたこともあり、撤退を余儀なくされるのですが、さすが王賁。自らが殿を務め、紫伯の槍を最後まで目に焼き付けました。

迎えた二度目の一騎打ちでは、傷を受けながらも見事紫伯の槍を見切ったのです。

一度の敗北のあと、瞬間に次を見据えて対策をとった王賁はさすがと言わざるを得ません。

信への対応から見える成長

出典:原泰久作 キングダム

王賁は冒頭でも書いたとおり、初登場の印象は全く良いものではなかったのです。

しかし今の王賁を知る者からすると、「成長したなぁ」と感じて好きにならざるを得ません。

あれだけ見下していた信のことを今では信頼しているともいえる行動がいくつも見えるからです。

実際に初登場と現在での信への対応を見てみるとよくわかります。

初登場は嫌なヤツ

初登場は17巻、魏との中規模な戦です。
信率いる飛信隊が敵軍本陣に到着した時にはすでに壊滅状態でした。
その本陣を壊滅させたのが王賁率いる玉鳳隊でした。

飛信隊が農民歩兵の三百人隊であったことを玉鳳隊は笑うのです。
さらに、信が同じ三百人隊であることを主張すると

「同じわけがないであろうが馬鹿者」
この吐き捨て。
さらに飛信隊の存在価値はだと言い放ち「どこぞのバカがたきつけた」と言います。

王賁は王一族の総本家を継ぐものという立場から分家である王騎将軍のことをバカと言ったもの思われます。

王騎将軍は誰もが認めるかっこよくて愛されキャラです。
それをバカ呼ばわりするのですから良い印象はまったくありませんでした。

その戦では飛信隊と玉鳳隊は武功を競い合います。

信を認める良いライバルへ

53巻の鄴攻略戦では天下統一を目指す秦が大国を攻めるために、第二の都市である鄴に奇襲する時の話です。

あと一歩で鄴を攻め落とせるとなった時に、食糧が尽きてしまったのです。
敵国趙での食料調達は困難であり、さらに軍の大将が奇襲に遭い戦線離脱。
総大将の王翦は無視で援軍もなし。

そんな中で飛信隊と玉鳳隊は戦い続けていました。

食料が尽きる前の夜に王賁は信を呼び出し二人で話し合いをするのです。

危機的状況だということもあるのですが、蟻だと言っていた飛信隊の将を呼び出して話し合う。
これは信を認めている証ではないでしょうか。

その後は二人のスピーチがそれぞれの隊の士気を挙げレベルアップしたことにより危機を脱することができます。

その他にも互いを気にしていたり、かつて武功争いをしていた信に武功を譲るシーンなど友情らしきものが芽生えるシーンも描かれています。

あれほど嫌なやつだった王賁が憎めないキャラになるのです。

王賁が5千人将になるまで

出典:原泰久作 キングダム

王賁は今や五千人将にまで出世しているのですが、信と出会った頃には三百人将でした。
同じ三百人将の独立友軍である飛信隊を警戒していたような発言も見られます。

魏の山陽攻略の戦で、敵将輪虎の暗躍で8人の千人将が打ち取られてしまいます。そこで臨時の千人将に抜擢されます。

二日かかって信が輪虎を打ち取るのですが、王賁も大きく貢献したことにより正式に出世しました。

李牧が合従軍を率いて秦に攻め込んだ時には既に二千人将になっていました。

騰軍本陣が危機的状況の中、騰の命令で急遽五千人将に任命され、本陣壊滅の危機を防ぎます。

この戦の後に三千人将に出世します。

合従軍との戦より二年後、

先の槍術の話でも出てきた著雍攻略戦で飛信隊と共に援軍として呼ばれた際には四千人将になっていましたが、さらにこの戦で紫伯を打ち取ったことにより五千人将にまで出世します。

父親との確執

出典:原泰久作 キングダム

数々の武功を挙げる王賁と父親王翦との間には大きな溝があるのです。

王一族はかなりの名家で分家にはあの王騎将軍がいるほどなのです。
その総本家の嫡男(正室の生んだ長男)でありながらもそれ相応の扱いを受けてはいないのです。

王賁が小さい頃に槍を王翦から教わるのですが、周囲の人間が驚くほどなのです。

なぜ確執が生まれているのかを解説します。

実力は六大将軍レベルの王翦とは

初登場は魏の山陽攻略のの戦です。総大将・蒙驁(もうごう)の副官として登場しました。

六大将軍と同等と評されるほどの実力をもつのですが、自らが王になりたいという野望を抱いているのです。

勝てない戦はしない主義や、優秀であればたとえ敵将でも構わずにヘッドハンティングしてしまうような豪快さ、戦略で築城してしまう奇抜さを持ち合わせいます。

親子の確執の理由

そんな王翦の妻:朱景には婚礼前に好きだった人がいて、その男の子供を宿しているという噂がたったのです。

当時はおそらく家同士の政略結婚だったことでしょう。それでも王翦は朱景のことを愛していたのです。

しかし噂が立ち、そのことを聞いても朱景は固く口を閉ざしたまま王賁を出産。
出産時に命を落としました。

王翦からすれば、王賁は愛する妻の命を奪った他人ということになります。

現状分かっていることはこれだけなのですが、これからさらに真実が明かされることになるでしょう。
このことは別の人の口から明らかになったので当の本人たちからそれぞれの想いが明かされる日が楽しみです。

史実では

出典:原泰久作 キングダム

史実でも王賁は登場しかなり活躍します。
史記白起王翦伝と秦始皇本紀魏世家から一部抜粋します。

紀元前226年、秦は王翦の子の王賁に命じて楚そを撃たせ楚軍を破った。
翌年、王賁は引き返して魏ぎを撃ち魏王は降伏、遂に魏の地を平定した。

出典:史記白起王翦伝

上記のような記述がいくつも残っているのです。

史実から楚・魏・燕・代・斉の五か国を滅ぼすという偉業を成し遂げて秦の天下統一に大きく貢献しています

これは父、王翦をも上回る偉業であることから史実では王翦を超えるほどの名将なのではないかと推察できます。

史実による最後は?

王賁の最後に関する記述がないので詳しいことはわかりません。
分かってることは、

秦の二世皇帝の時、王翦と王賁は既に死んでいて秦はまた蒙氏まで滅ぼしてしまった。

出典:史記白起王翦伝

つまり、始皇帝が在世中に死んだとみて間違いなさそうです。

秦は、紀元前221年に斉を滅ぼしてから天下統一を成し遂げ、紀元前207年の14年で滅亡します。
紀元前219年には斉を滅ぼした、李信、蒙恬と共に通武候という称号をもらっているので、少なくともその頃までは生きていたとされます。

死んだ理由は不明ですが、「死んでいて」と記述があることと、王翦・王賁ともに歴史に名を残すほどの名将であったことから打ち死にされたら書かれるはずです。そのため、病で死んだのではないかと考えられます。

今後の展開予想

王賁が鄴攻略戦で尭雲に討たれ意識不明の状態となっていますが、ここで死ぬことはないでしょう。

理由は上記の史実にもあるように、信・蒙恬・王賁は斉を落とし、天下統一に大きく貢献し、通武候を受け取るとされているからです。

ここで王賁が死んでしまっても、王翦とのこともあるので漫画的にあまりすっきりするものではないです。そのため後々戦場に戻ってくることでしょう。

まとめ

  • 王賁の実力はトップクラスで、著雍攻略戦では槍術ナンバーワンの敵将を打ち取る
  • 登場シーンでは下僕出身の信と敵対していたが、今では認めている
  • 数々の武功をあげ、五千人将までのぼりつめた
  • 父、王翦との確執は出生によって生じたもの
  • 史実では五か国を滅ぼすほどの名将で王翦を超えるほど
  • 今後も王賁の活躍を期待できる

王賁のことが大好きになったのではないでしょうか。
王ほんのような真面目な生き方は今後の人生に参考になるのではないでしょうか。

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