1997年より漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」にて連載中の大人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』
海賊王を夢見る主人公のモンキー・D・ルフィとルフィ率いる“麦わらの一味”の、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る冒険漫画です。壮大な世界観で繰り広げられる大迫力なバトルや仲間たちとの熱い友情で、人気を博しています。
2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されました。2019年3月時点では、海外42か国以上に翻訳され、全世界の累計は4億5000万部を突破する大ヒットを記録しています。
今回は、麦わらの一味の10人目の仲間のジンベイの魅力について紹介していきたいと思います。
ジンベエの概要
通称:海侠のジンベエ
懸賞金:4億3800万ベリー
年齢:46歳
出身地:リュウグウ王国
誕生日:4月2日
性格:恩義、忠義を重んじ、仁義を貫く、人情深い
元天下七武海で、タイヨウの海賊団2代目船長です。海軍元帥のセンゴクや、海賊白ひげ、ビッグ・マムにも一目置かれる存在であり、魚人島の無法地帯・魚人街で育ち、魚人空手の達人です。
魚人族が安全に暮らせるように王下七武海入りを果たし、魚人島民からは、「親分」と呼ばれ、親しまれています。魚人島を縄張りとして守ってくれていた白ひげへの恩義を貫くため、白ひげ海賊団との戦争を拒否し、インペルダウンのLEVEL6に収容されていました。
インペルダウンからの脱獄後は、マリンフォードでの頂上戦争に参加し、ルフィを援護します。頂上戦争中、センゴクに王下七武海からの脱退を表明しました。
ルフィを窮地から何度も助け、尽力を尽くす人です。
麦わらの一味と魚人島で再会し、新魚人海賊団の引き起こした内乱を鎮圧します。
その後、ルフィから仲間に誘われますが、ビッグマムへの義理を理由に断り、けじめをつけたら仲間になることを約束しました。
そして、ワノ国編でようやく麦わらの一味の仲間として加わりました。
ピンチの時に助けてくれる檄(げき)

ジンベエの魅力1つ目は、仲間の支えとなり、檄を飛ばす力です。
ジンベエはルフィがピンチの時に、いつも体を張って助けてくれています。打ちのめされボロボロになった心も助け、大事なものを気づかせてくれます。
ジンベエの一喝がなかったら、今のルフィ率いる麦わらの一味はなかったのではないでしょうか?
魂が震えるような名言シーンをご紹介します。
大切なものを教えてくれる名言
兄・エースの死により、絶望と挫折をしたルフィに、
「失った物ばかり数えるな!!!無いものは無い!!!確認せい!!お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!」と言います。
この言葉により、ルフィは、大切な仲間の存在を思い出し、二度と大切な仲間を失わないようにと決意し立ち上がりました。
麦わらの一味の舵をとる檄
ペドロが亡くなった経緯をナミから聞かされたブルックは、「私が弱かったから! 我々がもっともっと強ければ…」とブルックは自分の弱さを恥じらいながら号泣、悲しみに明け暮れます。
ブルックの泣き言を聞いていたジンベエは、「泣きたいのは敵方じゃろう!お前たちの中のペドロは言うておらんか… “進め”と!これはペドロの勝利じゃ!」と一喝します。
その後サニー号の舵を取り、ビッグ・マム海賊団の魔の手が迫って来ていることを説明しつつ、「緊張の糸を解くなとペドロは言うておらんか!」とブルックを叱ります。
取り乱していたブルックは、我を取り戻し復活、一緒に話を聞いていたチョッパーやナミも勇気づけられました。人を魅了して勇気づけることが出来るジンベイは、仲間の支柱となり陰ながら支える
裏のリーダーですね。
仁義・人情に熱い男

ジンベエの魅力2つ目は仁義に熱いという点です。
どんな時でも、仁義を重んじて行動しています。自分の命の危険を顧みず、仁義を貫こうとする姿には心を揺さぶられる場面も多いのではないでしょうか?
そんな人情熱いシーンを3つほど紹介します。
傷だらけになっても貫ける仁義
ジンベエ初登場のシーンでは、監獄で拷問を受け、傷だらけにも関わらず、「体など痛うない エースさん 痛ェのは仁義を通せぬわしの心じゃ!」と、体の痛みよりも自分の仁義を貫けないことのほうが痛いと語っています。
傷の痛みよりも仁義といった義侠心の強さがわかるような場面だったのではないでしょうか。
人情から貫く仁義
目の前でエースが死に、意識を失うルフィを救おうとするジンベエは、「わしはこの男を命に代えても守ると決めとる」と、言って、強敵海軍に立ちはだかります。
監獄で初めてエースと出会い、語り、エースの弟への想いを知るジンベエは、ルフィをエースの遺志であるとして、決死の覚悟で守るのです。
人情に熱く、仁義を通すジンベエだからこそ、王下七武海を脱退してまでルフィを守り通したのではないでしょうか。
どんな時でも仁義を通す男っぷり
ビッグ・マム海賊団とルフィたちの闘いで、ジンベエは、「未来の海賊王のクルーになろうっちゅう男が、“四皇”ごときに臆しておられるか!」と、四皇の1人ビッグ・マムの脅迫に臆することなく宣言しました。
そして正々堂々真正面から「これにてビッグ・マム海賊団をやめさせてもらう! どうもお世話になりやした!」と盃を返上し、今まで世話になったビッグ・マムに別れを告げ、傘下を脱退しました。
人が恐れおののくビッグマムに対してここまで言えるのは、
仁義があるからなのではないでしょうか。
仁義からの仲間想い

ジンベエの魅力3つ目は仲間想いです。
仁義も熱いのですが、仲間想いもピカイチなのです。
そのことがわかるシーンを2つほどご紹介します。
法律よりも仲間の命
戦いの傷により、血液が不足してルフィの命が危ぶまれます。
魚人島では、魚人と人間の種族間の差別や確執が強くまた、法律を理由に島民からは輸血を拒まれました。その時「わしの血を使え…!!「F」じゃ!!いくらでもやるわい!」とジンベエが現れるのです。ジンベエは、自分の血液を使えとルフィに差し出してくれました。
命のためには法律をも破るといった仲間想いな場面だったのではないでしょうか。
仲間のために自ら殿(しんがり)を
ジンベエは、やっとの思いでカカオ島にたどり着き、ルフィと合流しますが、海上でビッグ・マム海賊団に包囲されてしまいます。ここに、ワダツミを引き連れたタイヨウの海賊団が助太刀に現れました。
彼らはジンベエのためだったら死んでもいいと、麦わらの一味を逃がすため、自分たちの船を犠牲にサニー号を守り、ワダツミもオーブンの攻撃から身を挺して麦わらの一味を庇い、殿を務めようとしてくれました。
ジンベエはそんな仲間たちを置いていけないと、自分も残ると殿を申し出ました。
ルフィも一緒に戦うと言いますが、「しかとやり遂げ生きて戻る!!」とワノ国で再会することを誓って、ルフィたちを無事ビックマムの縄張りがら脱出させたのでした。
仲間想いで身を挺して守り、約束を守る男は魅力的に感じるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、ジンベエの魅力について紹介してきました。
- 心の支えとなる檄を飛ばす力
- 必ず筋を通す仁義
- ルールを破ってまでも貫き通す仲間想い
上記がジンベエの男前な魅力であり、男前な秘訣だと思います。
男前になるためには、ジンベエの特徴を意識するだけで大きく変わることができるのではないでしょうか。
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