ワンピースは歳をとればとるほど魅力的なキャラ多いですよね。
ガープやセンゴク、白ひげ、おつるさん、金獅子、黄猿、赤犬、フジトラなど。
歳をとればとるほどパワーも増加しているように思います。
ルーキーの中には強いキャラもいますが、貫禄だけは歳寄りたちには勝てません。
そんな魅力的な爺が多いワンピースでも主人公ルフィの成長に大きく貢献した、レイリーを紹介します。
レイリーは常に冷静で強くてかっこいいですよね。
そんなかっこいいレイリーの男としての魅力をのぞいてみましょう。
レイリーとは

ここでレイリーについて、少しだけおさらいしておきます。
冥王の異名を持つシルバーズ・レイリー。
名前の由来は海賊王ゴールドロジャーの右腕で副船長であったことから、ゴールドの逆。つまりシルバーではないかと言われています。
また、レイリーの部分は、実在した海賊「サー・ウォルター・ローリー」からもらったのではないかと考察されています。
このウォルター・ローリーは16世紀に新大陸(アメリカ)における最初のイングランド植民地を築いた人物です。
また、多くの資金援助を行って、若い海賊たちを支援していたことでも知られています。
さらに冥王の異名ですが、冥界(死の世界)の王という意味で
恐ろしく強く、戦えばただでは済まないという意味が込められています。
結婚相手はシャクヤクことシャッキーとされていて、物語の重要な島であるシャボンディ諸島で船のコーティング屋をしながら暮らしています。
戦闘スタイルは過去編では剣を用いていましたが、シャボンディ諸島では高レベルの覇気を用いて戦います。
強さはバケモノクラス
海賊王の右腕というだけあって強さも相当なものです。
まずロジャーが海賊として航海していた海は伝説に残るバケモノたちがうじゃうじゃいて、全盛期ではないのかと言われています。
実際にその海にいた人物は、金獅子や白ひげ、現四皇であるカイドウ、ビッグマムなど名のある海賊から構成された今でも語り継がれる伝説の凶悪海賊団、ロックス海賊団。
映画スタンピードで登場したバグダスバレット。
さらに海軍には、ガープやセンゴク、大将ゼファーや当時の元帥であるコングなど、
今の海でも活躍中のメンツばかりなのです。
そんな海を制したロジャー海賊団の副船長の実力は確かのものでしょう。
なお、妻であるシャッキーも元ロックス海賊団であると言われています。
昨日の敵は今の友

昔殺し合いをした男の死を泣いて悲しむ。
男らしいですよね。
先ほどのべたように、ロジャーたちが航海していた海には、白ひげと呼ばれるルフィ達の時代の最強の男がいました。
ロジャー海賊団と白ひげ海賊団は何度か争っているようで、お互いの実力を認めあっている仲です。
3日にもおよぶ激しい争いの後は仲良くお宝交換をするほどに昨日の敵は今日の友なのです。
そんな白ひげもエース奪還の頂上戦争で命を落としました。
その時のレイリーの寂しそうな嬉しそうな表情がたまりません。
「逝ったか・・・白ひげ」
お酒を飲みながら、モニターを遠くから座って観るその瞳には涙が浮かぶ者の口元には笑顔。
ロジャーの処刑された日ほど笑った夜と泣いた夜と酒を飲んだ夜はないとレイリーは言っています。
「我が船長ながら・・・見事な人生だった・・・・・・・!!!」
と。
また、ロジャーの死が報道されたとき、おでんは涙を流し、大笑いしながらロジャーが偉大な男であることを喜ぶシーンがありました。
おそらく、共に航海した他の元ロジャー海賊団のメンツも同じように思ったのではないでしょうか。
この描写から、レイリーの涙と笑顔には白ひげとロジャーが被って見えたのではないでしょうか。見事な人生だと。
ロジャーの死に際と白ひげの死に際が、海賊時代のさらなる幕開けの兆しだったという点では似ているからかもしれません。
副船長という立場から見る魅力

まずワンピースの海賊には善と悪が見られます。
ルフィ達は優しい海賊。
ゲッコーモリアやドフラミンゴは悪事を働く海賊です。
ロジャー海賊団は優しい海賊です。
理由は、魚人島に着いた時のネプチューンの反応からわかります。
人間に対して警戒をする魚人族がロジャー達には心を開いているのです。
それはかつて親交があったからで、魚人差別をするその他の人間や天竜人とは違うことが理解されているからでしょう。
また、おでんと共に航海するときも、「堅気には手を出すな。船長に殺されるぞ」とクルーがおでんに忠告します。
つまり船のルールとして決まっているのです。
さらに印象深いのは96巻でカイドウの語るロジャーと白ひげに対しての印象です。
おでんが誰も傷つかないようにと選んだ優しくて漢らしい選択に対して
「ニューゲートやロジャーは確かにそんな海賊だった
出典:ワンピース96巻 970話
強ェがどこか甘いやつら・・・!!!」
こんなセリフから白ひげとロジャーは優しくて漢らしいという共通点が見えてきます。
優しい海賊の副船長の共通点

そんなロジャー海賊団副船長であるレイリーと他の海賊団に副船長との共通点を見てみます。
まず、主人公のルフィ率いる麦わらの海賊団。
副船長はロロノア・ゾロです。
そして海軍、ましてや五老星からも信頼ある現四皇でルフィの命の恩人シャンクス率いる赤髪海賊団。
副船長ベンベックマン。
彼らの共通点は船長を支える右腕として船長を理解し、常に落ち着いています。
善側の海賊団はクルーが自由で縦のつながりよりも横の繋がりを大事にしています。
恐怖ではなく信頼で繋がっているのです。
そんな楽しそうな海賊団たちの船長はやはり自由でそれを支える副船長というだけあってしっかりとしてる印象です。
1巻でシャンクスが幼いルフィをからかうシーンでもベンベックマンはシャンクスの考えを代弁していました。
頭脳はぴか一で行動は男前

レイリーは相当頭の切れる人物です。
頂上戦争でなんとか逃げたルフィの潜伏先が女ヶ島であると推理して見つけ出してしまうほど。
さらに、バラバラになってしまった麦わらの一味への3D2Yを伝える作戦を練ったのもレイリーでしょう。
それほど頭の切れるレイリーですが、行動自体はかなり男前です。
女ヶ島に潜伏しているルフィを推理したレイリーは船で会いにいくのですが、嵐で沈められて泳いできます。
カームベルトには嵐はないので、グランドラインから泳いできたことになります。
このカームベルトは海王類がうじゃうじゃいるほど危険でそれを泳いで渡るとは。。。さすがです。
また3D2Yを伝える時も、戦争跡地にジンベエとレイリーと3人でどうどうと乗り込んでオックス・ベルを鳴らし黙祷。
戦争跡地は海軍本部なのでこれは海賊の行動としてはワイルドすぎます。
敵に囲まれた中を黙祷しろって言われたルフィはどんな顔だったのでしょう笑
分かったとうなずく顔が浮かびます。
師としても優れている

レイリーは先ほども述べたようにシャンクスの師匠だったのではないかと考えられます。
また、ルフィに覇気を教えます。
2年前は覇気を使うことができなかったルフィも今や己の能力にまとい自由にコントロールできるようになっています。
そういった教育に関しても長けているからことも海賊を辞めた今なお海軍に警戒され続けている理由の一つかもしれません。
それは元海軍元帥センゴクが海に出れば海賊たちが騒ぐのと同じ事のように思います。
センゴクは頂上戦争のあとに引退して教育係をやっていると言っていました。
こういった描写もレイリーと被るなと思います。
実力があるからということもありますね
まとめ
- 伝説の男のかつての右腕
- 名前の由来は実在した海賊からもらっている
- 戦闘スタイルはかつては剣だが、今は高レベルの覇気
- 伝説達が統べる海を生きた男の実力はバケモノクラス
伝説の大海賊ゴールドロジャーの右腕というだけあって今も昔も実力は最強クラスでした。
そのうえ
- 友の死を涙を流しながら酒を飲む人間味
- 友の良き理解者
- 頭が切れるが行動はワイルド
- 師としても優れている
と、男としても魅力的な渋い存在なのです。
そんなどこを見ても欠点がない最高の男、レイリーから男の魅力を吸収してみて下さい。
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