【ワンピース】絶対的な力で世界を救おうとした元海軍大将ゼットの生き様

メンタル

ワンピースのキャラクターゼットを知っていますか?

劇場版ONEPIECE FILM Zに登場するボスキャラクターで、ワンピースのコアなファンなら本作品と絡めて重要視するほどの人物なのですがガープやセンゴクと同期というだけあって漢としてものすごくかっこいいのです。

そこで今回はゼットについて詳しく話していきたいと思います。
この記事から、ゼットの敵を認める器の広さや筋を通す漢を学んでいただければと思います。

ONEPIECE FILM Zとは

出典:尾田栄一郎 原作:ワンピース

ONEPIECE FILM Zはワンピース劇場版作品の第12作品目の映画です。
本編では魚人島からパンクハザードに行く途中の話にあたります。

新世界のファウス島にある海軍基地をNEO海軍と名乗る組織が襲撃し古代兵器にも匹敵する力を持つ石「ダイナ岩」を奪い去るところから物語は進みます。

NEO海軍の目的はダイナ岩を使って新世界に三つ存在する火山島「エンドポイント」を破壊し海賊を新世界の海ごと消し去ってしまう作戦「グランリブートの実行のため。

グランリブートを止めるために海軍が動き出します。そこに麦わらの一味も戦闘に参加するというNEO海軍VS海軍VS麦わらの一味の大乱闘が勃発。

海賊たちの運命は、グランリブートは止めることはできるのでしょうか。

ゼットとはどういった人物か

出典:尾田栄一郎 原作:ワンピース

ONEPIECE FILM Zに登場するボスキャラ、ゼット。

本名はゼファーで、海軍の英雄ガープ元海軍総帥センゴク大参謀おつるさんと同期であり
ゴールドロジャー白ひげ金獅子のシキ等の伝説的な海賊達が海を制していた時代の海軍大将だった人物です。

当時は武装色の覇気を腕にまとって戦う姿から黒腕のゼファーという異名で海賊たちから恐れられるほどの海兵でしたが、捕らえた海賊は絶対に殺さないほどの芯の真っすぐ通った正義を持った男だったのです。

ゼットは純粋な正義のヒーロー

しかし、そんな大将ゼファーを3つの絶望が襲いました。

その深い絶望から自らをゼットと名乗りNEO海軍を立ち上げることになりますが、
なぜゼファーはゼットと名乗ったのでしょう。
それはゼファーが海軍を目指す起源と関係していました。

正義のヒーローに憧れ、ヒーローごっこをしていた幼いゼファー少年。
街の不良が女の子をいじめていれば助けに入る、まさに正義のヒーローでした。
そしてその時に名乗っていた名前がゼットだったのです。

ゼットという名前には純粋な正義の心がつまっているのです。
つまりゼットと名乗り総帥として立ち上げたNEO海軍には悪を許さない正義の心が根底にはあったのです。

しかし劇中では海賊はもちろんのこと、正義を掲げる海兵にも攻撃をしているのです。
NEO海軍にとっては海軍も悪として認定しているということになります。

なぜ海軍と海賊を憎むのか

出典:尾田栄一郎 原作:ワンピース

先ほど述べたようにゼファーは3つの絶望に襲われゼットと変貌
海賊、そして海軍をも敵対視するようになっていきます。

海軍大将ゼファーを襲う1度目の絶望

正義のヒーローを夢見ていた幼い少年は14歳になると海軍に入隊します。

多くの戦場を渡り歩き、六式や覇気などを身につけ、実力を積み上げたゼファーは38歳の若さで海軍大将の座につきました。

妻をもらい翌年には子供を授かるなど幸せの絶頂期でした。

海軍大将として武功を積んだゼファーは海賊から恐れられ恨まれる存在となっていきます。
しかしその敵意の矛先は愛する家族にまで向いてしまい、妻と子が殺されてしまったのです。

大きな絶望を味わったゼファーは前線から退き新人海兵の育成に情熱を注ぐようになりました。

ゼファー先生を襲う2度目の絶望

ゼファーは多くの優秀な海兵を育て上げました。赤犬、黄猿、青雉をはじめ海軍で活躍する多くの兵は全てゼファーに育てられたのです。

強さだけでなく教育面でもかなりポテンシャルを秘めていたゼファーは
海兵たちからはゼファー先生と慕われる厳しくも温かい先生だったようです。

時がたち多くの新人海兵を育て上げた65歳のゼファー先生を2度目の悲劇が襲いました。

当時任されていた新人海兵の訓練艦が悪魔の実の能力者を持つ海賊によって襲撃され、新人海兵はほぼ全員が殺されてしまったのです。
ゼファー先生もその能力者によって右腕を切り落とされてしまいます。

生き残ったのは劇中で登場したアインとビンズ。そしてごく少数の新人海兵でした。

さらに衝撃だったのが訓練艦を襲撃した海賊はかつてゼファーが捕らえた海賊だったのです。
捕らえた海賊は殺さないという情けを完全に裏切られたこの事件はゼファーに前線復帰を決意させるのでした。

海兵ゼファーを襲った三度目の絶望

その後、無くした右腕の代わりに海軍の科学者によって海楼石でできたスマッシャーを取り付けられたゼファーは、生き残った新人海兵を束ね遊撃隊を組織します。
そして悪魔の実の能力者をどんどん狩っていきました。

しかし三度目の悲劇がゼファーを襲ったのです。

もともと強い正義を持つゼファーは七武海制度に対して否定的だったことでしょう。
しかし新人海兵を惨殺しゼファーの腕を切り取った海賊が七武海入りしたのです。

この出来事はゼファーが海軍を見限るのには十分すぎる出来事でした。
海軍から姿を消したゼファーはグランリブート作戦の決行に踏み切ったのです。

これらの絶望的な出来事からゼットは海賊、海軍を憎むようになります。

そんなゼットが人生の最後に見せた姿が漢らしかったので最後にお話しします。

ゼットの魅せる漢としての最後

出典:尾田栄一郎 原作:ワンピース

ゼットは海賊を憎んでおり、そしてそれは麦わらの一味も同様です。
助けてもらった麦わらの一味に対しても襲い掛かりルフィは二度も敗北しました。

しかし、二度の敗北でも仲間を想う気持ちや自信の信念を曲げずに挑むルフィをついに認めたのです。
「お前は海軍なんかよりもよっぽど骨がある」と。

新世界を滅亡させるほどの正義を持つゼットが認めたということはつまり、ルフィが悪ではない存在と認めたことと同じでしょう。
大切なものを奪っていった海賊に対してではなく、ルフィ個人を見た決断だと言えます。そして、それは広い器と視野を持たなければできないことでしょう。

激闘の末の真の姿

3度目の死闘の末、ルフィが勝利しますが、島には大将黄猿を筆頭に海軍の最高戦力が集まっていたのです。

ルフィを認めたゼットは、海賊や海軍を憎むゼットではなく大切なものを守るゼファー先生に戻っていました。そして、ルフィを逃がすために殿を務めるのです。

かつての教え子たちに「最後の授業だ」と一言残し、最高戦力に一人で挑みます。
そして、海軍に華を持たせて自身の最後を飾りました。

ゼファー先生の守る大切なものとは

海軍時代のゼファーは家族や教え子たちを守る存在、NEO海軍ゼットは己が敵と認識したものは一般人を巻き込んででも破壊する存在であると言えます。

では、ルフィとの決戦の後にゼファー先生に戻った時、なにを守ろうとしたのでしょうか。

まず、ゼファー先生の認めた男ルフィー率いる麦わらの一味、そして、NEO海軍のメンバーでしょう。
その島には海軍の最高戦力が揃っているので狙われてしまったらひとたまりもありません。

次に守ったものは新世界そのものです。
最後に海軍に一人で挑んだのはゼットではなくゼファー先生としてです。
しかしゼットとして犯した罪が消えるわけはなく、元海軍大将であったゼファー先生はよくわかっているはずです。
なので自分を海軍に打たせることで新世界を守るという決断にしたのでしょう。

そして最後に守ったものは元教え子たちである海軍です。
ゼファー先生は自分が死ぬことを決意してたかのような描写が描かれるのですが、ゼットとして戦っていれば憎むべき相手として海軍と戦うことになります。
そこで最後の授業という名目で戦うことで、海軍もゼットから守ったのではないでしょうか。

ゼットとして行ってきたことを償い、筋を通したかっこいい漢の最後だったと思います。

まとめ

  • ゼットは劇場版ONEPICE FILM Zに登場する元海軍大将でNEO海軍総帥
  • 同期にはガープ・センゴク・おつるさんがいて、海にはロジャーや白ひげなどの伝説の海賊がいる時代に前線で活躍していたほどの実力
  • ゼットという名前には子供の頃に夢見た正義のヒーローという意味が込められている
  • 三つの絶望の結果ゼットとなり海賊、海軍を憎む存在となった。
  • 殺したいほど憎む海賊としてではなく個人として見る視野の広さや器の広さを持っている
  • 自分の行いに対して筋を通す漢らしさ

もともと真面目な男であったゼファー。まじめすぎるがゆえに多くの絶望からゼットへと変貌しましたが、人生の最後にはかつての教え子たちに最後の授業という華を持たせるゼファー先生として生涯を終えます。

最後の先生との闘いで屈強な中将が涙を流すシーンから厳しくも温かい先生であったと言えるでしょう。

そんなかっこいい漢ゼットを見習って筋の通った生き方をしていきたいですね。

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