どんな服を来てもオシャレな人や、かっこいいと思う人があなたの周りにはいませんか?同じスーツを着ているのに周りの人の方が似合っていると感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
今回は周りの人から一目置かれるようなスーツの着こなし方について紹介していきたいと思います。
スーツの選び方がわからない方や今着ているスーツで大丈夫なのか不安な方は是非参考にしてみてください。
自分にあったサイズ感

男前なスーツの着こなしには、自分にあったサイズ感のスーツを着ることが大切です。その中でも最も印象を与えるのがシルエットです。基本的には既製品でもオーダーメイドのスーツでもどちらでも構いませんが、自分の体型にあったサイズを選ぶことが、おしゃれな印象を与えます。
オーダーメイドのスーツは自分の身体に合わせて作られるため、サイズ感やシルエットは良いと思います。
一方、既製品はオーダーメイドスーツほど自分のサイズ感に合うものがあるかはわかりません。
そのため、男前にスーツの着こなしをする際には、オーダーメイドのスーツかまたは、一部自分のサイズに合わせたセミオーダーのスーツなどがよいのではないでしょうか。
男前な人のシャツへのこだわり

男前なスーツの着こなしにはシャツにもこだわりがあるのです。
男前な人のシャツへのこだわりを2つ紹介します。
綿100%のシャツにこだわる
男前な人はシャツへのこだわりも外せません。
ポリ混シャツは自宅で選択ができてすぐに乾き形状記憶機能があるのでアイロンをしなくても良いという機能的なメリットがあります。しかし、男前な着こなしを目指すのであれば、ポリエステル混合のシャツを選んではいけないのです。
機能的に優れているのになぜポリエステル混合シャツを選んではいけないのか疑問に思った方もいると思います。この疑問に解答すると、
実はポリエステル混合シャツは
- クリーニングに出すと、毛玉ができやすい
- 見た目が損なわれることがはやい
- 着ていて蒸れやすい
といったデメリットがあります。
そのため、少し手間ではありますが、アイロンがけやクリーニングに出してでも、風合いに優れる綿100%のシャツが良いのです。
また暗黙のルールとして、伝統を重んじ機能性を追求しないというスーツの着こなしの掟もあります。
シャツはボタンダウンではなく、レギュラーまたはワイドカラーシャツ
ビジネスマンの中でも人気なボタンダウンシャツは、もともとスポーツのポロ競技を起源としているため正式なスーツではないのです。
あえてボタンダウンにネクタイを締めるスタイルは、スーツコーディネート上級者が活用する着こなしではありますが、商談やパーティーなのきちんとした場合には不適切なのです。
オシャレという面では良いかもしれませんが、重要な場面やきちんとした場面では非常識というレッテルを貼られることあるため、状況によって使い分ける必要があります。
男前な着こなしには大事な場面である時こそ、伝統を重んじたレギュラーまたはワイドカラーシャツを着用するのです。
ボタンの留め方一つで差が出る男前の留め方

ボタンの留め方は、2ボタンのスーツの場合は上ボタンのみを留め、3ボタンのスーツ場合は真ん中の一つで留めるのが魅力的なスーツの着こなし方なのです。
そのため、ボタンを全て留めてしまっているのは間違いである着こなしなのですが、椅子に座るときは、全てのボタンを外す必要があります。
一見失礼なように感じるかもしれませんが、実はこれが正しい着こなしですので是非お試しください。
太さと長さにこだわるネクタイ選び
男前な着こなしのポイントにはネクタイの太さとラベルの関係があるのです。ジャケットのラベル巾とネクタイの大剣巾が同じ太さだと全体のバランスがよく見えます。
また、ネクタイを着用の時には、長さも重要となってくるのです。
ネクタイの長さが美しく見えるのは、ベルトのバックルに剣先が半分くらいかかる程度の長さ。それよりも長い場合はパンツにネクタイをしまってもオシャレな着こなしになります。
男前の着こなしはベルトと靴の色は必ず揃える
ベルトと靴の色を揃えるということは、常識ではあるものの、意外と忘れてしまい間違えてしまうこともあります。
そのため、しっかりとベルトの色と靴の色を合わせたベルトを着用することは大切です。
また、スーツの場合はレザーが鉄則で、ベルトの穴の位置も重要になってきます。
ベルトの穴は5つが基本となっていて機能的にはどの穴でも問題はないのですが、3つ目の穴に留めるとバランスよくなり、見栄えが良くなるのです。
スーツの色か革靴の色を合わせた長いソックス
男前な着こなしには靴下にもルールがあります。
靴下の色はパンツや革靴に馴染むような色やデザインが基本となっているのです。そのため、靴下はパンツと革靴に合わせた色を選ぶことが男前になるための秘訣。
あえて色を外す上級テクニックもありますが、男前な着こなしという観点ではリスクになるため始めの内は避けたほうが良いと思います。
一般的なビジネススーツの着こなしにおいてスネをさらすのは昔からマナー違反とされているため、足を組んでもスネが見えないような長い靴下を履くことが良いです。
革靴は上質な靴で周りとの差をつける

男前な着こなしには革靴は極めて重要なのです。
せっかくよいスーツを着ても、革靴次第では台無しになってしまうことも。人は「足下を見る」という言葉があるように、靴を見てその人を判断することもあります。
そのため、スーツは安くても高価な靴を履いていれば、スーツも高価に見られるのです。しかし、その逆はありません。
革靴選びは重要なのです。
男前な着こなしをするための革靴の選び方を紹介します。
革靴のタイプは品格がすべて
ビジネススタイルにマッチする革靴は様々なタイプがありますが、その中でも最もフォーマルな内羽根式のストレートチップから揃えるのがいいと思います。
ビジネススタイルで着用されているウィングチップやモンクストラップはストレートチップと比べると比較的カジュアルなデザインとされています。
さらにカジュアルにしたものが外羽根式やUチップ、ローファーなどです。
それを理解したうえでオシャレに着こなすことはできますが、ストレートチップの革靴を持っている上で、着用した方が良いですね。
また、色はスーツや靴下、ベルトと連動させることで品格を高めることが出来るので、コーディネートの際には意識しながら選んでみてはいかがですか。
まとめ
今回は男前なスーツの着こなしについて紹介してきました。
- スーツはサイズ感が大切で、シルエットを意識
- シャツは綿100%にこだわり、レギュラーまたはワイドカラーシャツ
- ボタンの留め方は2つボタンの場合上のボタンを、3つボタンの場合は真ん中のボタンを留める
- ネクタイは太さと長さを意識する
- ベルトは靴の色と連動させる
- ソックスはスーツの色か靴の色に合わせる
- 革靴はスーツの中でも極めて重要で、品格を高めるために上質な靴を選び、フォーマルなストレートチップを着用する
上記が男前なスーツの着こなしです。これを意識することで、男前な男、周りから一目置かれるような人物になると思いますので、是非参考にしてみてください。
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